青いと赤いカプセル
  • ホーム
  • 解熱鎮痛剤ボルタレンはなるげく食後に服用する

解熱鎮痛剤ボルタレンはなるげく食後に服用する

心配する女性

ボルタレンは解熱鎮痛剤の中でも作用が強いことが特徴の薬です。
それゆえ、ボルタレンを通販で買うことができる環境が整ってきており、幅広く認知、活用されています。
薬の種類としてはバファリン、イブと同じくNSAIDsという種類の解熱鎮痛剤です。
ボルタレンは服用後30分ほどで効果をあらわして、6~8時間にわたって薬の効果が持続します。

ボルタレンは飲み薬だけでなく、座薬や貼り薬、塗り薬などがあり様々な用途で使用されています。
薬剤の形状により作用時間には差が出てきます。

ボルタレンの解熱鎮痛効果は非常に高いのですが、その分体への負担も大きくなってきます。
通常は体への負担が大きいため毎日継続して飲み続けることは少ないのですが、中には強い痛みをもつ病気がある人で、痛みによる苦痛が強いために強い解熱鎮痛剤を定期的に服用している人がいます。
そういった人にあらわれやすい副作用のひとつが胃の痛みや胃炎です。

ボルタレンが作用する時に痛みや発熱の原因となる物質が作られることを阻害して、症状を緩和させる働きがあります。
その原因となる物質は胃や腎臓に多く存在します。
そのため、通常は胃に存在する物質が胃を保護していますが、解熱鎮痛剤を使用することで熱を下げたり、痛みを抑えたりして物質の量を減らしてしまいます。
その結果胃の粘膜を痛めやすくなってしまい、胃痛や胃炎を起こしやすくなります。

こういった副作用を回避するためにはボルタレンを服用する時間帯に気をつけることが大切です。
お腹の中に何も入っていない時にボルタレンを飲むと、ボルタレンの薬の作用が胃の粘膜にダイレクトに届いてしまいます。
このことで胃の中の一部分が大きなダメージを受けてしまうと、胃を守っている粘膜が破壊されてしまいます。

これを避けるためには胃の中に何か食物が入っている食後にボルタレンを服用することが大切です。
食物が入っていることで、それがクッションの役割を果たし薬の成分が胃の粘膜にダイレクトに届くことを抑えます。
ボルタレンは一度の服用でも胃の副作用が出やすいので必ず食後に服用するようにしましょう。

高齢者や妊娠している人は服用を避けた方が良い

ボルタレンは作用が強いために、思っている以上に薬の作用が効き過ぎて体にとって負担になってしまうことがあります。
例えば熱が高い時に熱を下げようと思って使用した場合、熱を下げる力が強すぎて平熱以上に熱が下がってしまうことがあります。
低体温になってしまうと体の中の様々な機能が障害されてしまう恐れがあります。
特に高齢者はそういった副作用が出た場合に重篤な状態に陥りやすいので注意が必要です。

また熱を下げる時に発汗を促して、体温を下げる作用を起こしますが、薬が強く効き過ぎた時には汗をかく量が多すぎて急激に体内の水分奪われることで脱水症状を引き起こすことがあります。
もともと体の調子が悪い時に使用する薬なので、そういった時に脱水症状を併発することで病状がさらに悪くなったり、場合によっては脱水症状がひどく進行してしまうことがあります。

さらに体の中の水分が少なくなることで低血圧を起こすこともあります。
高齢者などでは血圧の薬を飲んで血圧をコントロールしている人が多く、そこに脱水が加わることで体の状態がかなり不安定になってしまいます。
元々低血圧の方や、血圧の薬を飲んでいる人がボルタレンを使用する時には十分に注意する必要があります。

もうひとつ重要な注意点は妊娠している人がボルタレンを使用すると胎児に動脈管閉塞という病気を起こしてしまうことがあることです。
妊娠していることがわかっている人や妊娠している可能性があると思われる人はボルタレンの使用を避けたほうがよいでしょう。

ボルタレンは非常に作用が強い薬なので体の状態が不安定になりやすい高齢者や小児、胎児への影響がある妊娠中の方は使用を避けるようにしましょう。
特に妊娠後期の方は使用しないように気をつけましょう。